ダイレクトレスポンスマーケティング

「お金持ちになることはいいことだ！」と訂正します。

「贅沢はいいことだ」と昨日は書きました。

これは、語弊があったかと思います。

それで「お金持ちになることはいいことだ」

と訂正したいと思います。

しかし、ただ自分の欲を満たしたいと言う思いで、

お金持ちになるのもどうかと思います。

お金持ちになることは、大切なことですが、

一番重要なのは、

【良心に沿った生き方】

ではないでしょうか？

「良心」と言うと、僕の場合、

京セラの創業者、稲盛和夫さんが思い出されます。

この人の著書「生き方」を

以前けっこう愛読していました。

稲盛さんは、会社を立ち上げる際に、

経営に関しては素人でした。

そんな稲盛さんが、会社の経営にあたって

何を経営指針にしたか？

それは、例えば「嘘をついてはいけない」とか

「正直であれ」とか

「他人に迷惑をかけてはいけない」とか、、、

昔から、親が子を育てるときに、

いつも言い聞かせる当たり前のこと。

これを経営の柱にしたんだそうです。

これが「良心」です。

「京セラフィロソフィー」

というものがあります。

京セラの社員全員が

学ばないといけないという哲学です。

これを以前少し読んだことあるのですが、

全ての判断基準は「良心」である。

と書かれていました。

つまり、「良心」が

経営の中心であるということです。

そんな京セラは、

世界一流の企業に成長しています。

最近は、稲盛和夫さんは、

名誉会長として経営からは身を引いていたようです。

しかし、数ヶ月前に、

政府の要請で、JALのCEOに就任しました。

稲盛さんは、運輸業界のことは、

まったくわからないと言っていました。

けれども、経営者としての信頼性が

ものすごいわけです。

稲盛さんは、資産７００億円もあるので、

かなりのお金持ちと言えます。

お金持ちになることはいいことです。

しかし「良心に沿った生き方」でお金持ちにならないと

いいこととは言えないと思います。